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サラサーテ vol.78 2017年 10月号 せきれい社

弦楽器雑誌 表紙:ヴァイオリニストの礒絵里子

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サラサーテ vol.78 2017年 10月号 せきれい社


商品番号: 189850


新品

商品名 サラサーテ vol.78 2017年 10月号 せきれい社


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商品説明

せきれい社
サラサーテ vol.78 2017年 10月号【雑誌】

今月の表紙&Artist Closeupを飾るのは、ヴァイオリニストの礒絵里子です。
 4歳でヴァイオリンを始めた彼女、歳上の従姉妹、神谷未夏(現在、《デュオ・プリマ》を組む神谷美穂の姉)の影響が大きかったという。1歳年下の美穂とはレッスン時からずっと一緒だ。未夏の後を追うように、桐朋学園へ進学。だが高校2年生で最初の試練が来た。神経症的な原因でヴァイオリンが弾けなくなり、立ち直るのに数年を要したという。大学では故江藤俊哉に師事するも、恩師は倒れ、代役を務めた徳永二男の指導を受けた。
 大学を卒業すると、“憧れの存在”ダヴィッド・オイストラフの息子、イーゴリ・オイストラフに師事するためにブリュッセルへ。留学中の1997年、デビューリサイタルを開催。今年はちょうど20周年になる。それを記念して、11月に、東京・上野と長野・上田でリサイタルを自主興行する。今まであまりひとりの作曲家に拘泥しなかったが、“大好きな”ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全曲にトライする。また“よく弾くけど録音していない”小品を集めたCDもリリースされる。
【特集】「さあ、次はクァルテット!!」
 弦楽四重奏曲は名曲の宝庫だ。今では敷居が高そうだが、19世紀のヨーロッパでは、アマチュアプレーヤーのごく普通の趣味だった。やさしい曲も難しい曲もある。コンサートやCDで、プロの弦楽四重奏団の演奏を聴くのも、とても楽しい。各自のレベルに合わせて、“さあ、次はクァルテット!!”。
【弾く】弾く人、弾きたい人たちへーー
◯ウェールズ弦楽四重奏団の激熱(げきあつ)レッスン
まずは上級レベル。国立音楽大学の弦楽専攻の4人。そして彼らに“激熱(げきあつ)”レッスンを用意して、手ぐすね引いて待っていたのは、今最も勢いのあるウェールズQ。課題曲はモーツァルトの中期の名作「ハイドン・セット」から、弦楽四重奏曲第14番K.387《春》。まずは、彼らの前で第1楽章を演奏。まとまったキレイな演奏だった。崎谷直人(1stVn)が口火を切る。「何が言いたいのか、全然わからない」三原久遠(2ndVn)は「コントラストが無い」「fとpの音量に差がない」と富岡廉太郎(Vc)。横溝耕一「後ろにテンションのあることを前提にして、前のフレーズをシャイにならずに弾く」とアドバイス・いずれも、ただ合わせるだけでなく、自分たちの表現を目指すため。ほんの1音でもないがしろにしない教えだった。
◯岡山潔&服部芳子の「クァルテットの音」
現在、東京藝術大学名誉教授であり、1960年代の学生時代から弦楽四重奏団を主宰してきた岡山潔(第1ヴァイオリン)、その人生のパートナーでもある服部芳子(第2ヴァイオリン)に、話を聞いた。
 ただ4つの音を合わせれば、クァルテットの音になるか?
 といえば、さにあらず。
 “均一性・同質性”が必要ですと岡山。
 具体的には、「Vcのベースの上に3つの音を積み重ねていきます。ヴィブラートはかけません。純正律でピタッとはまるまで、それを繰り返す。
 音量のバランスは「場数を踏むしかない」と2人は声を合わせた。
◯山田百子(クァルテット・エクセルシオ)の「体験的選曲指南」
 日本で唯一、クァルテットだけで生計を立てているクァルテット・エクセルシオ。
 その第2ヴァイオリン奏者の山田百子が、学生時代からの自分のクァルテット史を紐解いて、これから弦楽四重奏曲に挑戦する人々への“選曲のヒント”を提供する。
◯アマチュアもクァルテット!/弦楽四重奏きほんの【き】
 ショスタコーヴィチを演奏するためだけに集まっているオーケストラ・ダスビダーニャ。
 今回は、オーケストラでは顔を合わせているが、一度も弦楽四重奏を合わせたことのない4人に集まってもらった。そのうち2人はまったくクァルテットの経験が無いという。課題曲は、これを弾きたくて弦楽四重奏を始めた人も少なくないという、宮崎アニメ『天空の城ラピュタ』のテーマ曲《君をのせて》。講師はNHK交響楽団の第2ヴァイオリン・フォアシュピューラーの白井篤。彼は母校の国立音楽大学附属中学・高校でも教鞭をとっているので、わかりやすいレッスンには定評がある。およそ2時間を費やしたレッスンであったが、楽曲の解釈に触れたのは、最後の数分ほどだった。「4人は広がりすぎず座る」、「総譜(スコア)を必ず見る」、「自分の楽器の強弱を保つ」、「ボウイングを合わせる」、「お互いの音をよく聴く」……まさに弦楽四重奏の“きほんのき”がわかりやすく説明された。
聴く】興味を持ったところから聴いてみようーー
◯モルゴーア・クァルテットの25年──プログレを弦楽四重奏で!!
1992年、ショスタコーヴィチも弦楽四重奏曲全曲を演奏するために結成されたモルゴーアQ。
 結成25周年になる彼らは、一方で、プログレッシブ・ロックの名曲を弦楽四重奏で演奏してきた。
 60年代に隆盛を極めたキング・クリムゾン、エマーソン・レイク・アンド・パーマー(EL&P)、ピンク・フロイド、イエス、ジェネシスなどだ。創立メンバーの荒井英治(第一ヴァイオリン)がプログレファンだからなのだが、独自のポジションで、多くの音楽ファンに支持されている。
◯「クァルテット、時代を生きる。」(青澤隆明)
◯「クァルテット探訪」(渡辺和)
今、ヨーロッパでは空前の室内楽ブームと聞く。
 また、経済的発展著しいアジアの各国からも、腕っこきの弦楽四重奏団が続々輩出されている。
 クァルテットに深い関心を寄せている気鋭の音楽評論家・青澤隆明、音楽ジャーナリスト・渡辺和に、“今聴くべき弦楽四重奏団”を挙げてもらった。
※その他、先日の大阪室内楽コンクールで優勝し、11月にグランプリ・コンサートのために来日するアイズリ・クァルテット、ロータス・カルテット、クァルテット・エクセルシオ、シューマン・クァルテットなどの話題も満載。
★特集連動企画
●好評連載、鈴木康浩の「ヴィオラのオーケストラスタディ」も今号は特別に、ドヴォルジャーク:弦楽四重奏曲第12番《アメリカ》。読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者、鈴木康浩が、ヴィオラが大活躍する弦楽四重奏曲を取り上げ、増ページで展開する。
●「cafe du 室内楽 室内楽の極意【31】」は、ボルドー国際弦楽四重奏コンクールの優勝ツアーで来日したアキロン・クァルテットにインタビュー。
 同コンクールの副賞として贈られたツアーで世界の様々な都市を廻っている彼女たち。結成の経緯から、今後目指すところまでを聞いた。
【特集】「ヴァイオリン エチュード&楽曲 難易度ナビ」
創刊号で好評を得た「ヴァイオリンのメソード&エチュード」の難易度一覧表をベースに、どのテキストをどのように使ってレッスンしていくか、のノウハウを伝授。
 実際の生徒にサンプルとして登場してもらい、ケーススタディとしての内容も満載。
 また楽曲の難易度にも言及し、初級(1)から上級(10)までのヴァイオリンの“弾きたい”有名曲を難易度表に掲載。どこがポイントか、何が難しいかも解説します。本誌でおなじみのヴァイオリン教師・柏木真樹と森元志乃とで協力してまとめました。
カラー連載「モダン・イタリーの逸品」
ロメオ・アントニアッティの弟子として修行をスタートしたフェルディナンド・ガリンベルティ。後に多くの楽器製作家を輩出したミラノのビジャッキ工房創設者、アンドロ・ビジャッキのもとで働いた。
 元来職人肌で、頑固なガリベルディは1920年代に独立。今号で紹介するのは、1932年製作モデルのヴァイオリンだ。
カラーSTAGE PICK UP
 7月上旬に昨年竣工したロームシアター京都を舞台に、二度目が開催された「ローム ミュージック フェスティバル2017」。この音楽祭ならではのアンサンブルで優れた演奏が続出した。
 三浦文彰が、モーツァルトとベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を弾き振りした。モーツァルトでは珍しくないが、ヴァイオリン協奏曲の王者ともいわれるベートーヴェンで弾き振りに度胸で挑んだ。父君の三浦章宏がコンサートマスターとしてサポートした。
アーティスト・インタビュー
 本誌のレッスン記事でおなじみのハビブ・カヤレイを父に持つ、ロロンス・カヤレイ(Vn)。ナクソスからニコライ・メトネル、ジョルジ・カトワールといった隠れた名曲のCDをリリースしている。
 現代ドイツを代表するチェリストであり、ベルリン芸術大学教授であるイェンス=ペーター・マインツは、かつて“トリオ・フォントネ”メンバーであり、ルツェルン祝祭管弦楽団のメンバーでもある。10月に今年三度目の来日をする彼に話を聞いた。「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017」に参加したプソフォス四重奏団は、ボルドー国際弦楽四重奏コンクールの優勝団体。現代曲やジャズ、ダンスなど、多彩なコラボレーションにも挑んでいる。
 50年以上、マリンバ界の第1線で活躍し続けている安倍圭子。今年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンでは伊福部昭の協奏的作品《ラウダ・コンチェルタータ》を演奏して大受け。これは彼女が本邦初演者であった。実り多きマリンバ人生を語る。
 2005年に滅多に1位が出ないARDミュンヘン国際コンクールで優勝した岡崎慶輔(Vn)。7 年前から名門チューリヒ歌劇場のコンサートマスターを務めている。もともと詳しくなかったというオペラに、今はすっかりのめり込んでいるようだ。
 1993年生まれの大野若菜(Va)は、高校在学中にブラームス国際コンクールに優勝した。現在はベルリン国立ハンス・アイスラー音楽大学に在学中。カラヤン・アカデミーにも在籍している。
 またナクソス創始者の妻としてUSAで活躍し、現在は香港を拠点に活動するヴァイオリニスト・西崎崇子の特別インタビューも掲載。
♪各地音楽祭レポート
 毎年の夏の風物詩となった「フェスタサマーミューザKAWASAKI 2017」。今年は7月22日〜8月11日にわたり行われ、その様子を編集部がリポートする。
 また、オランダ音楽界を牽引する実力派メンバーにより開催されるデルフト室内楽フェスティバル、その第21回の様子を現地からリポート。さらにノルウェーのフォルデで行われるフォルデ・フェスティバルの様子を掲載する。
好評連載企画
●「低音ジャーナル」
『ブラバン・コントラバス・ソロコンテスト』を企画。実現に向けて邁進する鷲見精一に話を聞く。
●「森武大和の歌劇場コントラバシスト演奏日記」
第7回の今号は、今シーズン最後の演奏会で取り上げたブルックナーの交響曲第4番《ロマンティック》について、森武流解釈を展開。また、オーケストラの入団審査の話題も。
●加藤正幸の「弓付けの極意」
レスピーギ交響詩《ローマの松》を取り上げた。
●森元志乃の「ヴァイオリン基礎テクニック、リターンズ!」
1回5分で上達する基礎練習を取り上げる。簡単にできるメソードを少しずつ解説し、身に付けていく。第3回の今号の課題は“移弦”。その基本動作をマスター。
●黒川正三の「チェリストのための基礎講座」第19回
“楽曲の時代背景と音楽表現”の3回目では、J・S・バッハのチェロソナタ第1番を題材に、バロック時代の音楽について解説する。
●長谷川陽子の「チェロを始めよう!」
チェロ歴6年の受講生が陽子先生の指導のもと、課題曲に取り組む。今号はチャイコフスキーの交響曲第5番第2楽章の旋律を題材に、じっくりと歌うコツを習得する。
●TSUKEMEN「俺たちの音楽」の話
2順目は「今、まさに言いたいこと/やりたいこと」に焦点を当て、今号ではピアニストのSUGURUが登場。
最新アルバム『RECHARGE』に収録したお気に入りの曲について思いを綴る。7月の松本(長野)ツアーでチェリスト・宮田大と共演した「大TSUKEMEN」での未公開写真も掲載。
●「遠藤紀代子の一筆エッセイ」
ヴァイオリニストで指導者の遠藤紀代子が、日々感じたことを綴る一筆エッセイ。“沈黙を聴く”とはどういうことか。
●志村寿一の「身体と音楽との調和」
連載第5回で取り上げた「準備、ストレス、解放」という身体の動きについてのサイクル。これを踏まえた上で、今号から“良い練習”について考えていく。
●アマチュアオーケストラを訪ねて
創立25周年を迎えたジャパン・フレンドシップ・フィルハーモニック(通称:JFP)。
年に一度行われる“演奏會”にはたくさんのファンが会場に足を運ぶ。魅力的なコンサートを作り続けるJFPにその秘訣を尋ねる。
●川畠成道の「レガート・コンチェルタンテ」
今回のタイトルは「“演奏は生き物である”と感じて音楽に向き合う日々」。演奏活動を続ける中、日々感じる“演奏する”ということをテーマに綴る。
●プリヴィェット、レーピン
最近の演奏活動に触れつつ、9月から行われるトランス=シベリア芸術祭 in Japanの聴きどころを紹介する。
★その他
〇トマスティーク「ヴェルサム・ソロ」弦の試奏レポート。仙台フィルハーモニー管弦楽団首席チェロ奏者・三宅進がトライ。
〇名古屋フィルハーモニー管弦楽団の2018年2月の演奏会に、日本音楽財団からストラディヴァリウスを貸与されているアーティストが登場、共演。その期待を名古屋フィルが語る。
〇フランクフルトに拠点を置くアンサンブル・モデルン。この街のプチ♪音紀行と共にお届け。
〇「音楽教室からの音楽著作権使用料徴収について考える」第3回は、6月・7月のJASRACと「音楽教育を守る会」の行政・司法への動きをリポート。
★巻末楽譜
「おふろが沸きました♪」の音楽に使われているオースティンの《人形の夢と目覚め》(Vnデュオ)、ガーシュウィン『ポーギーとベス』より《サマータイム》

JANコード:4910041831074

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